実際にタトゥーを入れて痛かった体の箇所はどこ?

今回は以前紹介した【タトゥーを入れるのに最も痛い体の箇所はどこ?】を参考に、実際に筆者個人が施術を受けて痛かった体の箇所の感想をお届けします。

まず初めに、これから定期的にブログを執筆をさせていただく私の自己紹介を軽くしたいと思います。現在年齢は30代で、タトゥーに関連した仕事に従事しています。

タトゥー歴はまだ5、6年程度です。もともとタトゥー自体には興味があったのですが、タトゥーを入れるという一歩がなかなか踏み出せなかったとき、友人がタトゥーを入れてタトゥーについて色々と話しを聞いているうちに自分も入れてみようとなり、これがタトゥーを入れるきっかけとなりました。

私が好むタトゥーのスタイルはアメリカントラディショナルネオトラディショナルオールドスクールニュースクールなどです。基本的にアウトラインが太目でしっかりカラーパッキングされているような作品が好きです。また最近はカリグラフィーにも興味が湧いてきていて、奥の深いタトゥーは知れば知るほど楽しくなってきています。

ではまず、大前提としてタトゥーは基本的に痛いものです。針を肌に差し込んでインクを皮膚の中に留めてデザインを完成させるのがタトゥーです。場所によっては悶絶する痛みがあったり、中には長時間の施術で貧血を起こす方もいると聞きます。

では何故そんな痛い思いまでしてタトゥーを入れるのかというとカッコいいからです。自分の好きな絵や、彫師さんの作品を身体に入れて眺めるだけでもテンションが上がるものですし、それを入れるまでの過程を日々考えながらワクワクするのも一興です。また、段々と自身の身体が変化していくので私の考えでは一種の身体改造だと思っています。

ただ、タトゥーを入れたことによって日常生活においてデメリット等などが現れてきますが、これについてははまた別の機会にて触れたいと思っています。

タトゥー施術の痛みを表したチャート

タトゥーが好きだったり、タトゥーに興味がある方はよく見るチャートだと思いますが、基本的にはこのチャート通りの痛みの感じ方でいいかと思います。

一般的に言われているのは皮膚の薄い場所神経が集中している場所などがよく痛いと言われていますが、痛みの感じ方は個人差があるのでこれが全ての人に当てはまるとは断言できません。性別、年齢、体重、タトゥーの経験、その日の体調、施術時間、タトゥーのデザインによっても痛さの感覚は変わってくるものです。

ここからは筆者が実際にタトゥーを入れた部位の痛さをご紹介いたします。

上腕・前腕はタトゥーなのでもちろん痛みはありますが、他の箇所と比べると痛くないと言っても過言ではないでしょう。ただ筆者はワンポイントがメインなため、これがフルスリーブになると痛みの感覚も変わってくるかもしれません。

は基本的にさほど痛くない箇所と紹介されていることが多々ありますが、筆者の場合は肩の部分の皮膚が薄いらしくとても痛かったです。鋭いアイスピックで削られている感じでした。

手の甲はよく痛い箇所と紹介されています。筆者もそれなりに痛かったという印象は残っているのですが、施術範囲が狭く時間も短かかっため、もの凄く痛かったという印象は残っていません。ちなみに筆者の場合ですが、施術後1週間程度は手がパンパンに腫れ上がりました。

ふくらはぎは前腕・上腕に比べると、とても痛かったです。特に筆者のふくらはぎは筋肉質で施術範囲が大きく、タトゥーのデザインも大きいということもあり鈍い痛みが長時間続きました。ふくらはぎのタトゥーは施術後2週間程度は筋肉痛の様な痛みに襲われて階段の昇り降りがとても辛かったです。

胴体

を含めた胴体全体は基本的に痛いです。特に胸は施術中は勿論のこと、施術後3日程度は体温が上がって血流が良くなると、チクチクした痛みが出てきました。なので術後3日程度は飲酒や運動は控えて、お風呂もシャワーで軽く済ませる程度が良いでしょう。

腹部は腕に比べればとても痛い箇所ではありますが、そこまで耐えられない程の痛みではありませんでした。

下腹部はやはりとても痛かったです。急所に近い、皮膚が薄いからなのかとても強烈な痛みを伴います。

乳首周辺は筆者の中でも耐えがたい痛みの箇所の1つでした。乳首を施術してるかと思ったらまだ乳首周辺を彫ってる時の絶望感はなかなかなものです。昔は乳首を除いて施術するのが当たり前でしたが、現在はデザインも含め乳首を塗りつぶす方も多くなってきました。

ヘソ周辺は前評判の割には思っていたほど痛くありませんでした。ただこれは各々のヘソの形状による差も大きいかと思います。

みぞおちは筆者が現在経験した箇所でNo.1の痛みでした。息ができないくらいの痛みで、歯を食いしばって耐えた記憶があります。基本的に施術中は力を抜いて落ち着いた状態の方が痛みが和らぐ感じがするので、筆者は常時力まずに施術を受けていますが、みぞおちだけは無理でした。

筆者個人の体験・感想として痛みは主観的なものなので、各々の痛みの尺度は様々です。感じる痛みの程度は、性別、年齢、体重、タトゥーの経験、その日の体調、施術時間、デザイン、によっても変化します。これからタトゥーの施術を考えている人は是非上記を参考にし、タトゥーライフを満喫して下さい!