日本に生まれ日本で育った人なら誰でも、一度は観たことがあるであろうジブリ作品。宮崎駿監督の最後の長編映画『君たちはどう生きるか』の公開を記念して、様々なスタイルのジブリタトゥーデザインを紹介していきます。
ハウルの動く城に登場する動く城と人気キャラクターのカルシファーが、見事にリアリスティックで描かれています。映画に出てくるキャラクター通りのカラーデザインで、かなり躍動感が感じられます。
こちらはブラックワークでハウルの動く城を描くことで、このお城がいかに曲がっていて、歪なのかを強調しています。諸々のパーツがずれており、歪な動きをするのが容易に想像できます。ブラックワークもリアリスティックも、それぞれの特徴が出ていて面白いですね。
ハウルの動く城の動力源はこの炎の悪魔カルシファーです。カルシファーは映画の中で最も嫌味を言うキャラクターだが、映画の中でも人気の高い中心的存在です。ハウルとの契約によって、お城内の暖炉から出ることができません。
ネオトラディショナルで描かれたカルシファーは、ランプの中に納まっている可愛らしいデザインに仕上がっています。
こちらはリアルに燃え盛っているかのような炎の縁に、熾火があり、よりドラマティックな色彩になっています。映画の中のセリフもレタリングされています。
本記事はこのページを和訳・再編したものです。