UVタトゥーとは、通常の光ではタトゥーが見えず、ブラックライトに照らすことによって発光し、タトゥーが浮かび上がるように見える、光るタトゥーのことを指します。これを、別名ブラックライト・タトゥーと呼びます。
日中は見えないが、ブラックライトがよく使われるパーティーでは明るく鮮やかに見えることから、パーティーやクラブハウスで見かけられます。
このタトゥーは、日常生活を送っているときには見えません。ブラックライトに照らされるという条件下のみ、現れる仕組みです。なので、顔や腕など、目につきやすい部分に入れる人が多いようです。UVタトゥーには、さまざまな色があり光り輝く為、非常に魅力的に映ります。注意点としては、発光するインクは長くはもたず、直射日光など紫外線を長時間受けると、肌が黄色く変色する危険性もあるということです。
パーティーやクラブハウスなどで目立つことができるこちらのタトゥー、危険性はどうなのでしょうか?
FDA(アメリカ食品医薬品局)では、現状、UVインクの安全性を保障してはいません。つまり使用するリスクがあるということです。まだまだ、深い研究が行われているわけではありませんが、UVインクに興味を持っている人は、少なからず人体に及ぼす影響がある可能性を考慮する必要があるでしょう。
UVインクの中には、リンや、メラミン樹脂といった蛍光塗料などにも含まれている物質が、化学反応を起こすことで発光しています。これらの化学物質が合わない体質の人は、かぶれ、痛み、水ぶくれ、皮膚炎などを引き起こす可能性があります。
まだまだ、研究段階にあることが事実ですが、発がん性など、重篤な症状を引き起こすことは無いことが、報告されています。
今回は、UVタトゥーとは何か~その危険性まで紹介してきました。確かに、通常のタトゥーよりも懸念点があることは否めません。が、やはり目を引くタトゥーであることも事実です。通常のタトゥーでも、感染症や皮膚炎などのリスクはあります。現状の報告では、UVタトゥーに重篤な症状を引き起こす危険性は無いとされています。これらのことを天秤にかけ、自分自身と相談した上で、是非ご検討下さい。また、このような種類のタトゥーがあるんだと心に留めておくのもまた良いでしょう!
本記事はこのページを和訳・再編したものです。