ファンダム(熱狂的ファン)は時代とともに変化していく。
近年において、アニメ・映画・スポーツ・アイドルなど、とりわけ様々なジャンルにファンダムは頭角を現してきました。
その中でもおそらく、スター・ウォーズのファンダムほど根強く、熱狂的なファンは世界中に存在しないでしょう。この作品に登場する象徴的なキャラクターやイメージを、自分の皮膚に永遠に刻み込みたいと思う人が多いことも不思議ではありません。
2021年にInstagramに投稿されたスター・ウォーズのタトゥーは約32万2000個で、他のどの映画よりも多かったそうです。
最も人気のあるスターウォーズのタトゥーは、象徴的なキャラクターの肖像画になる傾向があります。
下記の画像は、世界中で流行したビデオゲーム「Knights of the Old Republic」に登場するなダース・レバンです。イギリスのタトゥーアーティストエイミー・エドワーズさんによる作品です。
その隣には、「帝国の逆襲」に出てくるヘルメットをかぶらないダース・ベイダーの素晴らしい肖像タトゥーが、ゴシックな「Dark Side」文字で縁取られています。(スティーブ・ブッチャー カリフォルニアのタトゥーアーティスト)
ポートレートは、スターウォーズ続編の3部作に登場する年老いたルーク・スカイウォーカーを見事に表現したデビッド・コルデン氏の作品が続きます。
この作品は、ソフトなタッチでヴィンテージ感のある美しいディテールが特徴のポートレートになっています。次の作品はマンダロリアン・ディン・ジャリンのタトゥーは、黒とグレーのポートレートで、ダークトラッシュリアリズムと呼ばれるスタイルで、作品の中にレタリングを組み込み、見事に周囲と調和させています。
スターウォーズの人気キャラといえば、ヨーダです。タトゥー業界でもヨーダを題材にしたアートはとても人気となっています。
この黒とグレーの作品では、触手スープをすすりながら、まるで人形のようなリアルなイメージを再現しています。右側には、Nick Limpensによる、ZXミニチュア火炎放射器を使ったボバ・フェットが、とてもカラフルでダイナミックに描かれています。
次の画像では、Samuel Sancho氏が、レイア姫、ダース・ベイダー、ヨーダなど、オリジナル3部作のキャラクターや要素を、デス・スター、TIEファイター、Xウィングなど、落ち着いた色調でシーン全体を表現しています。右側のヒューゴ・ファイストが描いた「スカウト・トゥルーパーズ」は、黒とグレーの大きな肖像画と、その下の銃撃戦のシーンを組み合わせています。
これらの様に、スターウォーズのタトゥーは世界中の人々に長らく愛されてきました。そしてその人気は今もなお衰えることを知らず、今後も映画界のトップシーンを走り続けるでしょう。是非皆さんもインスタグラムやフェイスブックなどで世界中の素晴らしいタトゥーアーティストによる、スターウォーズをモチーフにした作品を探してみて下さい!
この記事はこのページを和訳・再編したものです